諸君、ようこそ。
久しぶりにオフ会のお知らせです。
7月4日(土)、夕刻よりオフ会の予定。詳細はまだ未定ですが、池袋周辺になると思われます。もしくは、池袋に集合した後、例の店に移動とか。
初参加の方も、御遠慮なくどうぞ。
こちらから御連絡頂ければ、折り返し詳細をお知らせ致します。
本日の鍛錬度:☆☆☆☆☆5
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世界の弓、どういうものがあるのか
韓国の伝統弓は「角弓」
東洋・西洋を問わず、また時代を問わず、ほとんどの弓は狩猟のための「生活必需品」であると共に、戦闘では欠くことのできない武器だった。弓はその構造により、長い木の棒に弦を張った「単純弓」、弓の胴に紐のようなものを巻いて抵抗力を高めた「強化弓」、木や動物の角・腱などを組み合わせ改良した「合成弓」に分けられる。また、大きさによって長弓と短弓に、形態によって直弓と彎弓(わんきゅう)などに区分される。
韓国の代表的な伝統弓は「角弓」だ。角弓は水牛の角、牛の腱、クヌギの木などを利用した合成弓で、世界的に見て最も進んだ形態の弓に挙げられる。角弓は長さ1メートル程度と小さいが、弾力性に優れ330メートル以上の射程距離を誇る。今日使われているスポーツ用に改良された弓でも145メートル離れた的に当てることができ、オリンピックの正式種目となっているアーチェリーが70メートル離れた的を射ることと比較される。楹集弓矢博物館の劉世鉉(ユ・セヒョン)副館長は、「角弓はあまり力を込めなくても遠くまで飛ばせるのが最大の利点」と語った。
弓は北東アジアで特に発達した。モンゴルの弓は射程距離150メートル程度に過ぎないものの耐久性が抜群で、中国では満州族が使う弓が最も強力だった。一方、刀が発達した日本は、弓の性能で大きく後れを取った。竹や杉など1種類の素材で作る日本の弓は、相手を威嚇するために長さが2メートルを超える反面、射程距離は60−70メートルに過ぎない。
ヨーロッパでは、イギリスの長弓がその名をとどろかせた。イギリスの長弓はイチイの木を長く削り、両端を弓弦でつないで作った原始的な形態で、破壊力と射程距離を上げるには弓を大きくするよりほかになかった。イギリス軍が15世紀に導入した2メートルの長弓は、当時としては革新的な射程距離200メートルを誇ったという。
またの名を石弓ともいう弩(ど=大弓)も、東洋・西洋を問わず広く使われた弓の一種だった。弩は梃子(てこ)、引き金などさまざまな原理で弦を引き、矢を発射する。狙いをつけ易く射程距離が長いが、1度矢を射ると再装填するのに時間がかかるのが最大の弱点だった。
2009/06/23