2010年03月02日

TT33(トカレフ自動拳銃)のお話。(3)

傾注!
諸君、ようこそ。

TT33(トカレフ自動拳銃)のお話。(2)から続きます。

さて、2丁のTT33に見られる外観上の違いですが…。

TT33簡略型.jpg

ハイ、HALKNさんとsnowmanさん正解。左側のTT33はスライドの滑り止め加工が簡略化され、細溝のみとなっています。


TT33明るさ・コントラスト調整画像.jpg

明るさとコントラストを弄ってみた。これなら分かりやすいでしょうか?で、何故こんな違いが見られるのかと言いますと、左側のTT33は独ソ戦の最中に製造された簡略化バージョンだからです。1945年、イジェフスク造兵廠で製造されたもの。ちなみに、右側のTT33は1937年にツーラ造兵廠で製造されています。

尚、真ん中に見えるマガジンのランヤードリングは折れています。また、一発だけ混じってる形が違う実包はPM(マカロフ自動拳銃)のもの。

続きます。


本日の鍛錬度:☆☆☆3



posted by 隊長 at 20:28| Comment(1) | TrackBack(0) | 兵器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
小隊長殿今晩は。
不定期連載お疲れ様です。
なんかノリノリですなぁ
是非長く続けて下さい。
Posted by 灯台守 at 2010年03月03日 23:37
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