諸君、ようこそ。
モンゴルのお酒と言えば、アイラグ(馬乳酒)が有名ですね。尤も、アイラグは酒と言うよりも水や食事代わりのもので、アルコール度数も2〜3%しかありません。多国間軍事演習「カーンクエスト2006」の報告(2)にも少々、アイラグの記述がありますので、ご参考までに。
さて、実際のモンゴルのお酒には2種類あります。それは「ツァガーン・アルヒ」と「シミーン・アルヒ」。
「ツァガーン・アルヒ」は要するにウオッカのこと。製造技術は旧ソ連の時代に伝わったのですが、モンゴル人に言わせると「これはウオッカじゃないんだ、ツァガーン・アルヒだよ!モンゴル特有の酒なんだ、だから、度数も38度だろ?この38度ってのが大事なんだ。ロシアのウオッカと違って、二日酔いしないんだよ!」だそうでw
しかし、飲み過ぎれば二日酔いするのは間違い無いので注意w ツァガーン・アルヒについては、ジューコフのウオッカ。の画像を見て下さい。
さてさて、もう一つのお酒「シミーン・アルヒ」。これは、馬や牛のミルクから造ったお酒なのです。え?アイラグと、どう違うのかって?
はい、「シミーンアルヒ」は「ツァガーン・アルヒ」と同じく蒸留酒なのです。ただ、原料がミルクってことですね。
一般的には「タラグ」と言うヨーグルトを蒸留して造るのですが、アルコール度数は15〜16%ですから、日本酒と同程度です。色は無色透明、ほのかにヨーグルトの風味(酪酸系)がしまして、冷やして飲むと、とても美味しい。このシミーンアルヒ、一般にはまず売られておりませんで、今や、製造している遊牧民などが知り合いに居ないと、飲むことが出来ない貴重品なのです。以前、ペットボトルに入った製品が売り出されたこともあったのですが、すぐに無くなってしまいました。そんな訳で、私も友人経由で遊牧民が製造したものを入手しているのですが…
なんと!今年はモンゴル建国800周年記念と言うことで、紙パック入りの製品が販売されておりました!


飲んでみましたが、これもなかなか美味しい。ただ、来年も売ってるかどうかが心配w
本日の鍛錬度:☆☆☆☆☆5
乾杯轟沈、心より御願い申し上げます。
小生 明12日東京神田の「週間金曜日」編集長と面会決定にて上京です、「他言無用」と言う風刺劇団の件にて一言、述べてきます。無事帰還の折には又、又、一献鯨飲の席にて語り会いたし。
「アルヒ」の良さを皆に広めよう。但し、入手ルートを確保する事、1月末、モンゴル行、決定にします、隊長の責任にて確保するべし。仏の源
>「週間金曜日」
本日のエントリでとりあげますたw
>「アルヒ」の良さを皆に広めよう。但し、入手ルートを確保する事、1月末、モンゴル行、決定にします、隊長の責任にて確保するべし。
了解であります、顧問!w
>酒好きとしては興味あるなぁ。(´・ω・`)
是非、モンゴルへおいで下さい。一緒に飲みましょうw
おおっ。(`☆ω☆´)
是非是非。
ネット知人にリアルで会う+酒+モンゴル
の三連コンボだ。