諸君、ようこそ。
ずいぶん前のエントリなんですが、アカ教諭は首にしろ。に、「ょゎんこ」さんと言う方からコメントを頂きました。
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一年も前の記事に失礼します。
>何処の国でもそうですが、国歌や国旗に敬意を払うのは当たり前のこと。
アメリカの例のようですが、
http://eritokyo.jp/independent/nagano-pref/aoyama-col1200.html
>国旗への宣誓式での起立拒否は、合衆国憲法で保障された権利
>国歌吹奏の中で、星条旗が掲揚されるとき、立とうが座っていようが、個人の自由である
アメリカが異常という事でしょうか、
それとも判決が覆されたのでしょうか?
Posted by ょゎんこ at 2007年03月07日 14:14
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>アメリカが異常という事でしょうか、
それとも判決が覆されたのでしょうか?
ああ、そうではなくてですね、情報提供している藤森修一ってオサーンの頭に虫が湧いてるだけです。この人はね、有名な電波なんですよ。リンク先の内容ですが、かなり恣意的に書かれておりまして、これをそのまま信用するとえらいことになりますわw
まず基本的な事ですが、米国は移民の国であり、様々な人種や宗教が存在するわけです。ですから他の国に比べると、国旗や国歌に対する敬意(要するに国家への忠誠)について、とても力を入れて教育してるんです。そのため、ほとんどの州が公立学校で愛国心を教えることを決めてますし、そうした学校教育の現場では、国旗に向かって敬礼する(胸に右手を当てるアレ)、忠誠の誓いを暗唱する、国歌を斉唱すること、などが行われています。
忠誠の誓いってのは、毎朝の始業時に、星条旗に向かって敬礼して暗唱するやつですわ。映画とかで見たこと無いですか?
↓これね。(ごめん、記憶の限りで書いただけで、調べて確認していないので何処か間違ってるかもw)
「I pledge allegiance to the flag of the United States of America, and to the Republic for which it stands, one Nation under God invisible, with liberty and justice for all.」
さて、そんな米国での判例が何故?と思うでしょ?実はこれ、学校で国旗を掲揚したり、国家への忠誠を宣誓することは違憲である、という判例じゃないんですよ。それをね、藤森ってオサーンは歪曲しているわけ。よーく読んで下さい。エホバとか、信仰と表現の自由とか出てくるでしょ?
簡単に説明してみます。最初にある「バーネット事件」ですが、これは1943年ですね。そこに注目。米国じゃ、1930年代後半から移民が増えてたんです(WWTの影響)。おまけに、WWUの関係でナショナリズムは高揚しまくりw そんな状況でしたから、国旗に対する敬礼や忠誠の誓いを拒否すると退学になりましたし、場合によっては起訴されたりする事もあったんですね。
そんな中、偶像崇拝を禁止している「エホバの証人」信者である生徒が、「星条旗も偶像の一種じゃねーの?」と、敬礼を拒否したわけです。で、退学処分になった。親は大慌てw そこで「信教の自由を保障してる憲法違反だべ?!」と裁判になったわけ。ここが大切。「信教の自由」って部分ね。要するにこの判決は、信教の自由を保障した憲法に基づき、生徒に「忠誠の誓いを拒否する権利」を認めてはいるけれども、学校で国旗掲揚や国旗への敬礼を行なうこと自体を違憲であるとした判例ではないと言う事です。ま、後の判例も似たようなもんですね。
まあね、エホバの証人ってのはカルトの例に漏れず、「神様の言ってる事が一番正しいから、法律や社会常識なんて二の次だべ」ってな感じですから。当時は今よりそんな傾向が強かったみたいで、あちこちで似たような裁判をやりまくってますわな。で、これらのポイントはですね、「国家への忠誠を宣誓する行事は宗教的行事であるのか」「行事への参加を強制する事は、憲法で保障された個人の宗教的権利を奪う事になるのか」にあったわけです。その辺を良く考えて下さいね。
そう言えばゴビティス事件と言うのもありましたね。ま、これはバーネット事件の直前なんですけれども、忠誠の誓いを拒否したエホバの証人の生徒が退学させられたんです。で、親が教育委員会を訴えた。これは連邦最高裁で教育委員会の勝ちw
えーと、細かい事を書いて行くと夜が明けそうになるのでこの辺で。おまけに、記憶だけで書いてるから、とんでもない間違いを書きそうだしw
最近は忙しくて、調べものしている余裕もあんまり無いのですよ。ご勘弁下さい。
あとね、世界各国の国旗・国歌に関する状況については、文部科学省のこちらをご参照下さい。
諸外国における国旗・国歌の取扱い
藤森のオサーンが、如何に恣意的に書いてるかを比較して見て下さいね。
最後に、一つだけツッコミを。
>2)国歌を国民の慣習に任せ、政府が追認指示するのみで、
正式の法律・勅令・大統領決定・最高議会決定で制定していないおもな国
いや、家庭での躾がきっちりしてるんで、わざわざ国がやらなくても良いだけですが何か?w
本日の鍛錬度:☆☆☆☆☆☆6
詰まるところ、ここですよねぇ。一番簡単かつ重要なのは。。。(´・ω・`)
国家と国民の関係は「国家=国民」だと思います。国民のいない国家は存在してない、国家のない国民は「国民」と呼ばない(パスポートがない)単なる民族集団と考えます。(半島キタ側に国民はいる?、チッベトは国?、イスラエルの強硬さはどこから来るの?)
従って、国家の象徴(少なくと義務教育ではそうの様に習慣付けるべきです)たる「国旗、国歌」を侮辱することは、自分自身を否定した事になるのが普通の考え・感じ方ではないかと考えます。「国旗、国歌」に反対と考えるならば(思想の自由は国家・憲法によって保障されています)、御自分の信条にあった国家に移住したほうが幸せではないですかね(移動の自由も国家・憲法によって保障)。特に税金で高校・大学を卒業し、公務員になっている方は、自分が誰の血税で現在の地位・生命・信条・安全・財産が維持されているか良く考えるべきで、その国民を侮辱するならば、自身の言動が矛盾してる事に気ずくべきです。
個人的に言えば「種々の歴史を生き抜き耐えてきた日本が気に入らないならば出て行ってほしい」とい事です。
少し過激で言葉足らずかも知れませんが、国を大切に思う心、国民を大切の思う心はごく普通の考え方と信じています(これは宗教ではないよ)。
>詰まるところ、ここですよねぇ。一番簡単かつ重要なのは。。。(´・ω・`)
その通り。
tasogaremilkさん
いや、その通りだと思いますよ。
そうではなくて、USAの場合は、国家原理が独立戦争で獲得した共和主義なんだな。たからできるだけ原理的に国家は個人に介入しないことを是とする。アメリカ国家が大事なら、その原理を保証する国家でなければならない。だからアメリカは国家より宗教や地方自治の慣習の縛りがきつく、生活レベルでの国旗への忠誠が認められるんだな。国家が権力で個人の内面を支配しているのではない。
にほんは、近代化を国家権力が推進し、国民国家を
国家が国民国家を形成するとき、天皇と日の丸をシンボルとして推進した。それに神道を精神的支柱としたわけで、日本は国家権自体が力オカルト国家なった挙句に合理的判断を欠いて負け戦をして300万人の死者を出した。その時代の日の丸と君が代起立斉唱の国家原理は、アメリカと反対で個人の内面まで支配した。その構造が国家原理として簡単に内面強制を行う。つまり自由保証するのではなく、原理的に強要に向かう。これは国家の前近代性の尻尾なわけで、アジア的停滞とも言われる。だから、天皇陛下も言ってるだろう、嫌がる人に無理強いは控えた方がいいって。日の丸を誇りに思う国家を作ることが大事で強要することではないな。為政者が遅れたことやってはら、国民は益々バカになるなゃー。笑。
おわり
( ´・ω・) まあお茶でも飲んで餅搗け。誤字多すぎ
( つ旦O
と_)_) 旦
わざわざ4年前のエントリにようこそ^^
しかもトンチンカンなコメントでワケワカメw
時々チェックすると何故か貴方みたいなノータリンが湧いてるんですよね。まあいいや。後ほどエントリにしましょうかね。
こっちでレスしましたw
http://a-odagiri.seesaa.net/article/205603477.html