諸君、ようこそ。
SSSさんからコメ欄で質問がありましたので、エントリにしてお答えしようと思います。
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私は販売から仕入れに異動になりました。
そこで問屋から「モンゴルパン」なるものを紹介されました。
原材料を見ると「チャッツラガン果汁」と言うものが加えられているようですが、
いったいどのようなものなのでしょうか?
ご存知でしたらお教え願えないでしょうか?
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モンゴル語の発音を(日本語で)正確に書き記す事は不可能ですので、ここでは「チャッツラガン=チャツルガナ」と言うことで。
チャツルガナはモンゴルや中国などに自生するグミ科の低灌木で、中国名はサジー(沙棘)と言います。以下のサイトを参照して下さい。
サジーとは?
チャツルガナはモンゴルでもポピュラーなベリー類で、特に肉や乳製品が主食である遊牧民にとっては、昔から貴重なビタミンCの摂取源でした。今でも秋から冬にかけて、ザハ(市場)で沢山売られています。
その実は1cm程度の楕円形で液果、味はとても酸っぱいです。ですから、一般的には砂糖を加えて鍋で煮て、甘酸っぱくしたものをデザートとして食べる事が多いですね。加工品としてはジュース、リキュール等もあります。

これはチャツルガナのリキュール。甘酸っぱくて美味しいですよ。
さて、本来の「モンゴルパン」と言うのはですね、小麦粉と岩塩、砂糖と油脂に水を加えて練り、発酵させないで薄く焼き上げたもの。チャツルガナの果汁は入ってません。まあ、モンゴル風っていう創作でしょうね。でも、興味あります。食べてみたいw
実際のところ、ググッてみてもロクにヒットせず、困り果ててました。
「モンゴルパン」そのものはパネトーネ生地を用いて賞味期限を延ばした商品ですが、
この果汁だけは問屋の説明を聞いても今ひとつ理解できなくて困ってました。
藁にもすがる思いで書かせていただきましたが、
細かい説明していただき、ありがとうございました。
とりあえず、店に撒いてみます。(`・ω・´)ゞ
追伸:機会があれば、是非ご賞味ください。ご用意いたします。
それにしても、ひとつの実のための専門サイトがあるなんて、この世界は広いですね、勉強になります。
油脂はサラダ油で大丈夫でしょうか。
お役に立てて何よりです^^
>追伸:機会があれば、是非ご賞味ください。ご用意いたします。
ありがとうございます。
akiさん
>あの赤い実、似たような物を見たような気がする・・・。すっぱくてまずかったような気が・・・
お?確かに、最近は日本でも苗木が売られてる様ですが…。果実を売ってる所は見たことないなあ。
tasogaremilkさん
>リキュールもパンも食べてみたい!
オフ会でご馳走しましょうか?w
わたさん
>SSS様ご紹介のモンゴルパンも気になりますが、本物のモンゴルパンが更に気になります。
油脂はサラダ油で大丈夫でしょうか。
サラダ油でも出来ますが、バターの方が尚宜しいかと。明日にでも、レシピをエントリにしましょ。
これかも。
日本の奴です。にたような実だな、とおもったものですから。
>リンク先
ああ、同じグミの仲間ですからね。
ナツグミもアキグミも、酸っぱくて渋みもあるけど好きです。人によっては、あのぬるっとした食感がダメってこともあるみたいですね。
OFF会是非お願い致します。
桜は今が満開 ぼちぼち終わりですかね
何か、桜には反応してしますDNAがあるのですかね・・・なんとなく 美しく、悲しい・・・。
実家にあった木ですが・・・
子供のころに食べて・・・渋すっぱくて・・・すぐ吐き出しました。。ああいうのを見ると拒絶反応が。舌がお子様のままのようです。