2005年09月04日

何の缶詰?(続き)

傾注!
諸君、ようこそ。

何の缶詰?の続きです。

中身はこれ。

7.62×39.jpg
ロシアン・ショーティ


7.62mm×39mm、そうです、AK47やAKMの実包。実際には裸で入っているわけではなく、20発入りの紙箱に収められています。サンマ缶にはその紙箱が35箱収められていますから、一缶当たり700発。さらに、木箱にサンマ缶が二つ入っているので、弾薬箱一つで1400発というわけ。

薬莢はスチール製。弾丸もジャケットはスチール製で、銅メッキがなされています。内部にはスチールコアが入っているため、貫徹力が高い。プライマーはベルダン型、共産圏のお約束ですな。薬莢と弾丸の境目や、プライマーの周りに赤い線が見えますね?これは防湿の為に塗られたペイント(シール剤)です。

さてさて、サンマ缶にプリントされているグリーンの帯についてですが、弾丸の先端を見て下さい、こちらもグリーンに着色されていますね?実はこれ、トレーサー(曳光弾)を示す表示なのです。トレーサーと言いますのは、内部にリンなどの発光薬が仕込んであり、発射後はそれが燃えて光りながら飛んで行く弾丸のこと。

そうそう、モンゴルでは秋口や春先にこのトレーサーを使った射撃をしていると、枯れ草に引火して火事が起こる事もあります。


posted by 隊長 at 15:41| Comment(2) | TrackBack(0) | 兵器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
これって数発に1発混ぜるような感じにして使うんですよね、たしか。
Posted by アイゴー at 2005年09月05日 01:26
アイゴーさん
5発に一発とか入れたりする。教導時には全部トレーサーにすることも。あと、友軍に敵の機銃座の位置とか知らせる時に、トレーサーを撃ち込んだりしますな。
Posted by 隊長 at 2005年09月05日 20:55
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]


この記事へのトラックバック
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。